2007年11月21日 投稿者:湘北スタッフ

【報告】 高大連携土曜日特別授業 第2回目実施

 11月17日、高大連携プログラム土曜日特別授業「図書館でわくわくワーク」の第2回目が行われました。この日のテーマは、「真実にたどり着けるか? 情報検索のワーク」、担当は情報メディア学科の小田井圭准教授。
 当日は、4校7名の高校生が参加。図書館のPCを使用して、WEB上での情報検索と図書館の資料の検索を行ないました。検索テーマは「日本在来の野菜」「クリスマスの起源」「ディズニーランド経営のヒミツ」など。3つのグループに分かれて、それぞれの検索課題に取り組みました。「インターネットの検索には慣れているけれど、図書館の本の検索は初めて」という高校生たちを図書館スタッフがサポート。試行錯誤の末に見つけ出した本とWEB上の情報とを熱心に見比べていました。
 授業の最後には、グループごとに調べた結果を発表。「サンタクロースの赤い服は、コカコーラの広告のためだった」など、さまざまな発見が報告され、高校生たちは真剣に耳を傾けていました。
 授業を終えた高校生たちからは「本のおもしろさ(自分で探し、自分の目で見ること)がわかった。インターネットの便利さを実感した。」「いつもインターネットだけで調べていたので図書館などでも調べ、比べようと思いました。」「必ずしもインターネットの情報が正しいとは限らない。本とインターネットとで比べてみて、本当に正しい情報を知ることが大切。」との感想が寄せられました。

(図書館 高橋)

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2007年11月16日 投稿者:湘北スタッフ

【報告】 全国図書館大会に参加しました

 10月29・30日に行われた全国図書館大会東京大会に館長と図書館スタッフ3名が参加しました。
 初日の記念講演の講師は、井上ひさし氏。ご自身の蔵書を寄贈して作られた図書館「遅筆堂文庫」や図書館にまつわる思い出を、ユーモアたっぷりにお話いただきました。
 2日目は、国立オリンピック記念青少年総合センターで、それぞれが分科会に参加。さまざまな図書館の事例を知ることができ、たいへん刺激となりました。
 大会が行なわれた翌日には、図書館の見学会が開催されました。私は以前から興味があった成蹊大学図書館へ。昨年オープンし、球体型の閲覧室「プラネット」が話題になった図書館です。他のスタッフは、平成19年度特色GPに採択された明治大学の図書館、普段なかなか足を踏み入れる機会のない宮内庁書陵部をそれぞれ見学させていただきました。
 全国図書館大会は、全国から多くの図書館関係者が集まる大規模なイベント。館種の枠を超えて、図書館員同士が交流する絶好の機会です。「図書館を良くしていこう」という思いで奮闘する仲間たちが全国にはこんなにいるんだ!ということに、勇気付けられた3日間でした。

(図書館 高橋)