お知らせ

「特色GPフォーラム」実施報告

2009/02/21

2月21日、横浜市のはまぎんホールを会場に、湘北短期大学リベラルアーツセンター主催、神奈川県教育委員会後援による、特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)フォーラム「現代型社会人育成のための高大連携」が行われました。当フォーラムは、大学がユニバーサルアクセスの時代に突入し「キャリア教育」の重要性が指摘されるなか、社会人に求められる能力は何か、それに応える人材を育成するために中等-高等教育機関はどのような教育システムを提供できるのか、そのような人材を育成するために高校と大学が連携して果たす役割は何かを考えることを目的に実施されました。

第一部では、教育アドバイザー・食育アドバイザーの大塚貢氏から「初等教育に於ける問題点」、神奈川県立横浜清陵総合高等学校校長 の石川裕二氏から「企業人として要求される能力を高校-大学でどのように身につけるか」、ソニー株式会社人事部門採用部統括部長の松久功氏から「企業人(クリエイティビティ重視)として高校-大学で身につけるべき能力は何か」をテーマに、各々の視点から現代の社会に求められる教育についての講演が行われました。

続いて行われた第二部では、湘北短期大学の情報メディア学科小棹理子教授から、本学の高大連携接続教育プログラムの実施状況と全国の高等学校教員を対象に実施された社会人基礎能力に関するアンケート調査の結果が報告されました。その後、第一部の講演者に神奈川県教育委員会教育局の福田敏人氏が加わりパネルディスカッションが行われました。ディスカッションでは、会場の高等学校教員や一般来場者の方からも質問や提言があり、活発な意見交換が行われました。

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