お知らせ
実施報告:第25回高大連携教育研究会「2030SDGsゲーム」を体験
2025/09/11
2025年9月2日(火)に高大連携教育研究会が開催されました。本学と高大連携協定を締結している高校31校から12校の先生に参加いただき、本学のSDGs教育の取り組みを紹介するとともに、高校の先生方、本学の学生、教職員でチームを組み、一般社団法人イマココラボの「2030SDGsゲーム」を体験していただきました。
ゲームを通じてSDGsへの理解を深める
「2030SDGsゲーム」は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成までの道のりを体験できるカードゲームです。
このゲームでは、参加者がチームを組み、お金と時間を使って様々なプロジェクトを実行します。プロジェクトを行うことで、「経済・環境・社会」といった世界の状況が変化し、最終的にチームごとのゴール達成を目指します。
単にゴールを達成するだけでなく、ゲームを通じて以下の重要な学びを得ることができます。
・SDGsの必要性: 自分の行動が世界にどのような影響を与えるかを体感できます。
・協力の重要性: 「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を、チーム間の協力や交渉を通じて理解できます。
・行動と世界のつながり: 自分たちの行動が、世界全体に良い影響も悪い影響も与えることを実感できます。
ゲームの流れと学び
ゲームは、参加者が主体的な行動と思考を深めることができるよう、二部構成で進められます。
前半:参加者は、まず自身のチームの目標達成に集中してプロジェクトを進めていきました。
途中経過の振り返り:世界の状況メーターを確認すると、経済のみが発展し、環境・社会の状況が改善されていないことに気がつきました。
後半:この気づきを共有したことで、各チームが積極的に声をかけ合うようになり、協力しながら「世界の状況」を改善しようと行動しました。その結果、全12チームが目標を達成し、良好な世界状況を実現することができました。
実際に体験した先生方からは、「高校の授業の良いヒントがもらえた」「ぜひ自校の生徒にも体験させたい」「教員対象に実施してみたい」といった感想が寄せられました。
今後も、本学の学生と未来を担う高校生たちが、SDGsへの理解を深め、より良い未来を築くための行動を起こせるよう、教育活動を推進していきます。
湘北短期大学では、各高校のご要望に合わせたオーダーメイド型の出張授業を提供しています。
今回実施した「2030SDGsゲーム」を使用した授業をはじめ、「こんなテーマの授業は可能か?」といったご相談にも、打ち合わせをしながら柔軟に対応いたします。
ぜひお気軽に問い合わせください。
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