お知らせ

高大産連携「キャリア教育フォーラム」実施報告

2011/10/15

10月8日に「【テーマA】大学教育推進プログラム」(GP)事業の一環として、本学にて高大産連携「キャリア教育フォーラム」が開催されました。
同フォーラムには、高校教員、大学・短大教職員、企業人、本学学生など、130名が参加しました。基調講演の中で、文部科学省 高等教育局 大学振興課課長補佐の渡部廉弘氏は、高等教育を取り巻く状況、短期大学の現状、中央教育審議会の審議等の状況、文部科学省関連の平成24年度概算要求の概要などを紹介するとともに、短期大学教育への期待に言及されました。
教育ジャーナリストの友野伸一郎氏は、アクティブラーニング、初年次教育、教養教育など大学教育の調査結果をもとに、短期大学に必要とされる教養教育について提言されました。

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シンポジウムでは、三光機械株式会社 総務企画部 寺沢万里さん(生活プロデュース学科11年卒業生)、厚木市農業協同組合(JAあつぎ)総務部庶務課 大髙舞華さん(総合ビジネス学科08年卒業生)、厚木瓦斯株式会社 八木香名子さん(情報メディア学科11年卒業生)からインターンシップの体験について紹介がありました。いずれもインターンシップを体験したことで、アルバイトではなく社員として働くこと、チャレンジすることの難しさややりがいを知ることができ、実際の就職活動においても視野が広がったと、笑顔で感想を話してくれました。
ソニー株式会社 半導体事業本部人事部統括部長 松久功さん、厚木市農業協同組合(JAあつぎ) 総務部人事課長 井上勲さんは、受け入れ先担当者の立場から、インターンシップの現状や課題、今後の展望について報告されました。インターンシップを受け入れることは、若手社員のキャリアアップとしても効果があり、基調講演で友野氏より紹介のあったアクティブラーニングにつながるとの報告がありました。

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最後に、本学リベラルアーツセンター 情報メディア学科 小棹理子教授より、インターンシップ受入先企業へのアンケート調査結果について、報告がありました。社会に出る前の事前教育であるインターンシップを経験した卒業生、ならびにその受け入れ先からのさまざまな観点からのご指摘を、入学事前授業である「コミュニケーションリテラシー」ならびにその後継科目での課題と受け止め、これらを解決することで本学の教育内容の一層の充実を図り、今後の発展を目指したいと考えています。

入学から卒業までに亘るキャリア教育の実践事例として本学のコミュニケーションリテラシーが掲載されている文部科学省資料はこちら

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