お知らせ

高大接続教育プログラム「コミュニケーションリテラシー」実施報告

2010/02/17

 2月8日から16日まで、高大連携校からの入学予定者181名を対象にした入学前科目「コミュニケーションリテラシー」が開講されました。社会で求められる力を早期に理解することによって、入学後の学習目標を明確化することを目的としたこの取組は、平成21年度文部科学省の大学教育・学生支援推進事業【テーマA】(GP)にも選定を受けています。

 このコミュニケーションリテラシーでは、「読む・書く・話す・パソコン」のスキルを学び、社会人に求められるコミュニケーション力の向上をはかると同時に、早い段階に高校と大学の違いを理解し、専門教育へのスムーズな移行を目指しています。全15講のうち、12講が2月に実施され、残りの3講は入学後の4月に実施されます。

 受講生たちは、メモの取り方、発声のコツ、図書館の利用方法、ワードやエクセル、パワーポイントなどオフィス系ソフトの使用方法などを、4日間の行程で学びました。グループワークを中心としたカリキュラムでは、他校出身の受講生とも親睦を深めている様子がうかがえました。後半の講では、グループごとに「キャンパスレストランにあったらいいもの」「日々の生活にあったら便利なもの」などをテーマに、パソコンや情報資料を駆使して、それぞれのアイディアをまとめ、プレゼンテーションを行いました。

 湘北短期大学と教育協定を結ぶ高等学校27校から集まった新湘北生たち。一足早く学生生活をスタートさせた受講生からは、「初めは緊張して不安もあったけれど、入学前から友達を作ることができて良かったです」、「実際に自分で体験する授業が多く、楽しかったです」との声が聞かれました。

※この取組は、今後段階的に受講対象者を増やし、将来的には全入学予定者に拡大する予定です。


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